Screaming Femalesとか
一昨年のNMEのインタビューでDinosaur JrのJ Mascisが「最近お気に入りのバンド」に名前を挙げているくらい、Screaming Femalesはやかましい音をいとも簡単に鳴らすバンド。まあ、以前どっかのバンドが鳴らした音を参考に似たようなことをやるバンドなんていうのは腐るほどあるわけで、それ自体はたいして面白くもないということなんですが(けどこの反応は面白い→"OMGOMG")。
文字でわかるならバンドの音なんていらないよというのが最もだけど、映像やイメージは常に少なからず商業的な活動をするバンドには付きまとうもの。リードボーカルを取りつつバックで鋭いチョーキングをかけるマリッサは、見てくれはやさぐれた少女にしか見えない。ライブハウスでみんなで歌って盛り上がるのがYoutube動画なのだとしたら、思わずちゃんとしたカメラマンが撮りたくなるというのがこういったバンドなのだろう。なぜかVimeoに良動画がやたら充実してる。
ベースはダイナソーと同じくリッケンを使いつつもゴリゴリした音ではなく、落ち着いた芯のある音でうまく弦を跨いたフレーズを響かせる。"Wild"などのイントロで聞けるドラムはなんだか情けないけれど、フロアタムに叩きつける感じとか、ハイハットでリズムを崩したりするのがなかなかおもしろい(新しいアルバムのレコーディングが終わったらしいけど、アルビニが録った音ってどんなんなんだろう…)。余談だけど、このドラマーはOccupy Wall Streetとか最近読んだ本に影響されたことをためらいなくブログに書いてたりする。バンドが個人の信条だとかをこういう形で表明するのもめずらしい。
音からさらに関係ないところで、下にPVを列挙しておく。以下のものは映像もうるさいし単調だけど、なんとなくいろいろな色彩を感じさせる。インディーズならではのこういうパッケージングを地味にアップグレードしてるという点でも面白いし何よりかっこいい。